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オーナーズクラブ南関東支部

四面楚歌

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勇者グリーン冒険の書

予 兆

彼の戦いは終らない・・・。

 

おはよー。
グリーンだよ〜。

最近というか、
去年からず〜〜〜っと、ついてなかった僕ですが、
今週、とっても嬉しい出来事がっ!

愛車が修理から帰って来たんです!!

…コラ、そこ。
「どーせ、また壊れたとか言うんだろ」
グリーンの場合、いいコトがあったってのは
 悪いことが起こる前フリみたいなもんじゃん」
「ってゆーか、このメールの出だし、
 前のR246で渋滞つくった時とまったく同じじゃねーか」
なんて、的確なツッコミしない。

その日は朝から、いや、前の日の夜から
喜びと、期待と、夢と、希望と、
そしてなぜか、どこからともなくわき上がって来るドス黒い不安
胸をいっぱいにしながら
愛車を引き取りに行くことを待ちに待っていました。

愛車を引き取りに行く道でふと思う。
今度こそコレが、代車である
爆音フルスモ初日の出暴走仕様ブラックマークU
ラストドライブになってしまうのだ。

思えば、このマークUにも、いろいろな思い出ができました。

警察にスピード違反の濡れ衣を着せられかけ体調を崩したり、

X'masイブにケンタのドライブスルーを拒否されたり、

無車検(?)のままウッカリ調布警察署に出頭してしまったり、

胃潰瘍になって自らのドライブで病院にかけ込んでみたり、

愛犬を獣医に連れて行く途中でATなのにエンストして迷惑をかけてみたり、

ドライブ先の牛丼屋でヤ○ザに因縁ふっかけられてみたり…、

………ロクな思い出ねぇじゃん(泣)




ま、まぁ"出来の悪い子ほど情がわく"みたいなもんですよ。
とにかく、今回がラストドライブになるようにと、
強く強く願いながら祈りながら、いざ愛車の元へ。

途中、前のクルマが坂道発進を失敗してズルズル下りてきたり、
対向車が居眠り運転(?)で、コッチ車線にはみ出して来るなどの
プチトラブルに、まるで当然かのように遭遇したものの、
なんとか無事にショップに到着!

さぁ、いよいよ愛車でドライブ!
しばらくは、ドライブシャフトやその他もろもろが心配で
か〜なり、おっかなびっくりドライビング。
「クルマって、こんなに不安な乗り物だったけか?」
なんて疑問を持ちつつ運転すること約1時間。
どうやら、今回は大丈夫みたいだなと確信しかけたその時、
目の前に、ハザードを出して立ち往生しているクルマを発見。

クルマはアコードで、タイヤを縁石に擦ってパンクさせてしまったようです。
出勤途中のサラリーマンっぽいドライバーが、
外に出てトランクを開けてスペアタイヤを出そうと
四苦八苦しているトコロみたいですね。
見た感じ、彼はこういう作業には慣れていないようです。

アコード渋滞発生です。
やはり、後続のクルマのドライバーからは
「なにやってんだ、ジャマだよ!」と殺人的な視線が。
そして、追い越し際やすれ違い際に、
プップーとクラクションを鳴らすクルマまでいます。

あらデジャブ。
こういう状況、なんか最近味わった気がするわ。
今年に入って味わった気がするわ。
あぁ忘れかけていたのに思い出したくなかったのに…
ドライバーの彼の悲壮感漂う表情が
あの時の僕とシンクロしています。

しょーがない。
僕は、自分のクルマをアコードの前に停めました。
ホントは偽善者ぶるのは大っキライなんですが、
今回はワケが違います。
コレは"厄払い"です。
昨日までのツイてない自分を葬り去るための
一種の"儀式"なんです。

そう自分に言い聞かせながら、
クルマを降りてアコードに近付いて行くと、
やっぱりパンクです。
左フロントホイールが変形するほど縁石にヒットしたらしく、
もうテンパータイヤと交換するしかないみたいです。

アコードのドライバーが持っている車載工具じゃツラそうなんで、
とりあえず、僕のクルマから
油圧ジャッキと十字レンチを持って来るコトにしました。
その2つを持ってアコードに戻っている時です。

「こんなトコで事故ってんじゃねーよ、バーカ!!」
通りすがりのトラックのドライバーから罵声が飛びました。

かわいそうに。
アコードのドライバーもブルーだろうな。
でも、こうやって人は強くなっていくんだよ、うんうん。

「バカ野郎!! 迷惑かけんな!」
今度は、追い抜き際のトラックからです。

…ひとつ疑問があります。
なにか、さっきから罵声が僕に向けて飛ばされているような気が…
ひょっとして、僕とアコードが事故を起こした事になってませんか、コレ?

僕のクルマとアコードの間=約2m。
ハザードを出している2台。
1台はタイヤを交換中。
もう1台は…イエローボディのシャコタン走り屋カー。

…どうやら、周りの目から見ると僕も事故の当事者のようです。
いや、むしろ"黄色いハデな族車→この事故の過失大"
という見方のほうが一般的みたいです。
ごんぎつねは、いつだって悪者です。

アコード 「…すいません、なんか、面倒なコトに巻き込んじゃって…」
僕    「いえいえ、困った時はお互い様ですよ、はははは…(泣)」

なぜか、事故ったアコードのドライバーに同情されて慰められる僕。
惨めです。
さっさと作業を終わらせて、少しでも早くこの場を立ち去りたい…。

作業自体はタイヤ交換だけだったので、5分もしないウチに完了。
「ありがとうございます」を連呼するドライバーを後に、
「テンパータイヤで運転する時は、少し気をつけてくださいね」
と言い残し、まるで逃げるように加速して立ち去る僕と愛車。

なんでこんな目に。
厄払いをする為だったのに、
シッカリ厄貰いしちゃってんじゃねぇかよ。

…でも、まぁいいか。
あのアコードの兄ちゃんも助かっただろうし、
別れ際に「コレで暖かいモノでも飲んでください」って
120円もらっちゃったっし

しばらく走ってコンビニへ。
せっかくの厚意だから、言われた通り温かい缶コーヒーを買いましたよ。
コーヒーを飲みながら、ふと気付く。
あ、やべ。トランク閉めたっけ。
と確認しようとクルマの後ろに回ろうとした瞬間!
グリーンは、あるコトを思い出して、その場に崩れ落ちた。

工具忘れた…。

な、なんてこったい!
現場から急いで立ち去ろうとするあまり、
油圧ジャッキと十字レンチを現場に忘れてしまった!!

もう現場から30分以上離れてしまいましたが、
今ならまだ間に合うかも!?
半ば祈るように、愛車をカッ飛ばして現場に戻ります。
でも、こんな時にかぎって道は渋滞。
現場に着いたのは、約1時間後。

…ねぇよ。

ぬけがらのように現場に立ちつくす僕。
燃えたよ…燃え尽きたよ…真っ白にな…。
愛用していたジャッキとレンチは影も形もありません。
そりゃそうだ。
だって、あのレンチ3000円くらいするもん。
ジャッキなんてヨユーで1万円以上するもん。
合わせて2万円近くするシロモンだもん。
そりゃ欲しいさ。そりゃ持って行くさ。
たとえ誰かが持って行ったとしても、盗った人を責めれないよ。
誰も悪くないよ。しいて言うなら…
そう、僕が悪いんだよ!!(泣)

本日の収入:120円
本日の支出:1万4800円+2980円+税=1万8669円
収入−支出:−1万8549円

…最悪だ。
愛車が帰って来て、これからイロイロと金をかけようという時に、
この低落ぶりはなんだ。
神様、これも試練ですね?
「浮かれてんな、ぶっ殺すぞ」
そうおっしゃってくださっているのですね?

わかったよ。
これからは、事故を見たら罵る側の人間になってやる。

こんな素敵な教訓を得た、タイヤパンク冤罪事件。
しかし、この事件が後に起こる出来事の
ア・プリオリ(予兆)になろうとは、この時のグリーンは知る由もない…。

仕事で徹夜明けで、そのまま朝っぱらから出かけて
そんな出来事に巻き込まれたもんだから、
昼過ぎに家へ着く頃には、眠さ限界のグロッキー。
半分居眠り運転をしながら、命からがら自宅の駐車場へ。
と、同時に轟沈。
今日は太陽の光もあって暖かいし、
やっと帰ってきた愛車の中で眠るのもオツなものさ。
そんな言い訳を考えながら、
不快、もとい深い眠りに落ちていきましたとさ。

目が覚めると、辺りはもう暗い。
どうやら5時間以上クルマの中で熟睡してしまったようです。
…ってゆーか寒い。
いくら日差しが良かったからといって、
真冬の2月に、エンジンを切ってクルマで寝るのは自殺行為だったようです。

こりゃヤバイ。
なにか温かいモノでも取り入れないと。
そーいや、今日は朝から何も食ってなかったじゃないか。
そうだ、ラーメン屋へ行って温かいラーメンで温まろう。
そう決めると、キーを回しエンジンをかけ、
アイドリング開始。

クルマの暖房は全開にしてあるけど、
エンジンをかけたばかりなので、
しばらくは冷たい空気が出て来るのはご愛敬。

クルマの暖房は全開にしてあるけど、
今は真冬の2月なので、
しばらくは冷たい空気が出て来るのはご愛敬。

クルマの暖房は全開にしてあるけど、
なんせ18年前のクルマなので、
しばらくは冷たい空気が出て来るのはご愛敬。

クルマの暖房は全開にしてあるのに、
20分たっても30分たっても冷たい空気が出て来るのはなぜ!?

どうやら、このクルマ
クーラーだけじゃなく暖房も死んでるみたいです…
あぁ早くエアコンの修理に出さないとマジで死んでしまふ。
凍えながらラーメン屋へと急ぐ。

あぁ、なんか寒いトコで寝ちゃったせいか頭がガンガンする。
なんかクラクラするもん。
ガタガタ震えるし、視界もグラグラしてる気がする。
ってゆーか、マジでヤバイ気がする。
だって、さっきから視界がチョイナナメなんだもん。

…視界がナナメ?
これ、気のせいなんかじゃないよな。
ガタガタしてるのは僕だけじゃないんじゃないか?

いや〜な予感がしてクルマを停める。
クルマを降りる。
クルマの前に回ってクルマを見る。

うん、立派にナナメだ。
右フロントタイヤパンク。

そっか、朝のアコードのタイヤパンク冤罪事件は
このア・プリオリだったんですね、神様?
僕ちゃん気付かなかったでちゅ。

今日2回目のジャッキアップ。
さすがにムチウチと捻挫を抱えている病人には応えます。
もうここからは、オラ一人の力じゃダメだ。
頼む! みんなの元気を少しずつオラに分けてくれ!!
そう願ってみたところで、誰もも助けてくれません。
買い物帰りのおばちゃんが
「あらあらミジメな姿ですね、ほほほほ」
とフリーザ様のような視線で僕を見下すだけです。

この世に神なんていねぇ。
もしいたとしても、そりゃ間違いなく俺の敵だ。
差し違えても、魔封波で仕留めてやる。
そう強く思った冬の1日でした。


P.S. タイヤがパンクしたのは、どうやら車高を下げすぎて
     ボディとタイヤが干渉していたのが原因。
     次の日、中古タイヤ屋で運良く
     1サイズ小さいタイヤが見つかったので購入。
     組み替え工賃込みで1万4280円也。
     でも、まぁ新品買うよりゃ安かったからいいや。

P.S.2. 1サイズ小さいタイヤにしたんだけど…
       なんか走ってるとシャリシャリ音がする…
       何か擦ってる音がするの。
       何かと何かが干渉してる音がするの。

       わからない、わからない。
       怖い、怖いよ。
       痛い、痛いよ兄さん、頭が痛いよ

P.S.3. お願い、夢だと言って…

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